もう、すっかり秋でですね。先日ようやくハロウィンが終わったと思えばもう街はクリスマスに向けてウォーミングアップを始めており、舌打ちしまくってます。(まあ、僕はそれよりもシューカツとかいうビックイベントが間もなく開催されるらしく毎晩震えています)
それはさておき、先日、梅田ガーデンシネマへ「女っ気なし」の試写会Kisssh-Kissssssh 映画祭の面々で行って参りました。
画像はhttp://sylvain-movie.com/#id71より引用。
あらすじ
フランス北部ピカルディ地方のオルトを舞台に、ちょっぴり太っちょで冴えない中年男性がバカンスでパリから来ていた美しい母娘と過ごす夏の日々を描いた、甘切ない映画。 監督:ギヨーム・ブラック 出演:ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー、ロラン・パポ 2011年/フランス/カラー/58分/DCP/1.85/5.1ch 公式サイト http://sylvain-movie.com/#id71
まずね、何が良いって、圧倒的な存在感を誇る主人公のヴァサン・マケーニュ演じるシルヴァンですよ。もうね、俺らのシルヴァンですよ。このバナナマン日村と温水洋一を足して2で割った顔してますが、もう凄くチャーミングなんです!!
誰の心にも存在する童貞スピリッツを具現化したような存在です。一般的な童貞ムービーであるような過剰な童貞演出、「ほら童貞っぽいことしたぞ、童貞っぽい痛々しさ分かろ」と童貞の過剰供給している奴らとは一線を画します。
そこにいるだけでいいよ、もう。その佇まいから可愛らしいしさや痛々しさが滲みでてきます。彼がWiiでちょっと遊んでいたり、エビ採っているだけで笑えます。もう、こいつにセリフにいらねーんじゃねえか!!?
もうシルヴァンのことだけでこんなに書いちゃいましたが、それ以外にもオススメポイントは沢山あります。配布資料によると今作の監督ギヨーム・ブラックはフ ランス北部のピカデリィ地方のオルトという町で撮ることを決めてから、キャスティングを決め、ストーリーを決めたそうです。
なのでローカルムービー色が結構あり、町の良さが余すことなく伝えられていた気がします。あと、個人的には非常に親しみが持てました。というのもオルトという町が海辺の観光地で、それ 以外の時期にはタイトル通り「女っ気なし」になる所で、加太の町とダブるんですよね~。
そんな「女っ気なし」は渋谷ユーロスペース にて上映中で、梅田ガーデンシネマ、京都シネマ神戸アートビレッジセンター名古屋シネマテーク などでも近日上映予定です!!是非とも劇場まで足を運んで観て下さい!!