魚欲しさでやった、後悔はしていない…らしい…。

今日バイト終わりに映画「ヒッチコック」観てきました。

正直ヒッチコックに対しては「あれでしょ。マザコンオカマ殺人鬼が出てくるようなスリラー映画撮ってる、ちょい太ったおっさんでしょ。あと自分が監督している作品に出演して淡々と説明するんでしょ。ありゃ気難しくなったスラムダンクの安西先生しか見えないわww」と極めて稚拙な印象しかありませんでした。

年配の映画ファンの方々にリンチされても可笑しくないレベルです笑。

 

映画のあらすじを雑に説明します。

 

「そろそろ歳じゃないっすか?」とからかわれたヒッチコック。
新作のネタを探していたら「サイコ」というマザコンゲイ変態野郎が大量殺人をする変態小説に心を奪われる。
何を思ったか、映画にしようと思い立つヒッチコック。妻のアルマも「主演女優冒頭の30分で殺しちゃおうぜ」とノリノリ。
しかし配給会社はどん引き、映倫もついでにどん引き。
仕方がないので広大なプール付きの豪邸を担保に自己資金で撮影を開始するのだが…。

 

スリラー映画の巨匠ということで暗い雰囲気の映画かと思ったら、一応伝記的な作品だったせいか映画作りにかける情熱と熟年夫婦の愛を描く王道的な内容でした。もっぱらサブカルコンチクショウな作品が好物の僕にとっては若干拍子抜けし、ベタな筋書きだなあと感じました。しかし、年老いても映画作りにかける情熱の炎を全く絶やさないヒッチコックの様子に心揺さぶられました。こうしちゃいられねえ、映画祭もこれぐらいの気概を持たないとですね!!

 

 

あ、そうそう映画祭といえば映像カルチャーマガジン「ピクトアップ」になんとKisssh-Kissssssh映画祭のことについて書かれていました!!

 

 
某監督のインタビュー記事で、「いろんな映画祭があるけど最優秀賞の『三万円と新鮮な魚介類』に釣られて、Kisssh-Kissssssh映画祭のコンペに出しちゃった、てへ」といった旨で取り上げられていました。

もう驚き空いた口が塞がりません。応募作品をさらっと見る限り今回コンペティションかなりの混戦が予想されます。
そんなコンペは4月30日まで応募しています!!!
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ライタープロフィール

Naoto Oshita
Naoto Oshita
自意識がスパークしているしがない会社員です。