どうも皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?
まさかfacebookでリア充どもが投稿したBBQや旅行の写真を見て
「あ~俺GW何も予定ないや。ほんと何やってんだろ…。」
と嘆いてはいませんか?
そんな絵に描いたような残念な皆さまにこれまた残念な映画、いわゆるクソ映画を紹介したいと思います!!
■プラン9・フロム・アウタースペース
言わずとしれたクソ映画界では有名な、史上最低の映画監督エド・ウッドによって監督、脚本、製作された作品です。
■あらすじ 人間に戦争を止めさせるため、円盤に乗った宇宙人が地球にやって来た。だが、彼らの平和のメッセージは人間から 拒否されてしまう。怒った宇宙人はついに第9計画を発動する。第9計画とは墓場に眠る死者を蘇らせ、人間を恐怖のドン底に陥れようとする身の毛もよだつ地球侵略計画だった…。
そもそもこの映画あまりに内容が酷すぎたため劇場公開されていません。つまらなすぎて、破格の安さでテレビ会社に買いたたかれてしまいました。しかし、その後アメリカの深夜テレビで繰り返し放送される内に一部のマニアの間でカルト的な人気を得ることができ、ビデオやDVD化されこうして世に出回っているわけです。
具体的に何がクソかというとまずセットのチャチさです。ダンボールで作られた墓石に、学習机が二つ並べられただけの飛行機の操縦席、極めつけはこのUFO。「何これ灰皿?おもちゃ?」と突っ込みたくなるチープさ、吊るしている糸も丸見え。そのうえセリフでは「あの葉巻型のUFO」がって…オイッ!!!
演技もまさに大根!!セリフは棒読み、殴り合いのシーンもパンチが当たってないことが丸わかりです。さらに主演のベル・ルゴシが製作開始後2週間で死去してしまったため、生前に撮ったシーンを使いまわしたり、「耳の形が似てるから」というだけの理由で起用した似ても似つかぬ代役のせいでより訳の分からないことに…。
ストーリーもカオスそのもの!!突然登場人物の一人が死んだことになるなんて当たり前。核、宇宙人、UFO、ゾンビ「え~い、とりあえず全部詰め込んじゃえ」と野菜詰め放題に来ているおばちゃんを彷彿とさせます。
ちなみに1994年にティム・バートン監督がこの史上最低監督をテーマにした映画「エド・ウッド」が後悔されています。しかも主演がジョニー・デップとなんとも豪華!!よかったね、エド・ウッド!!
GW後半、充実した休みを送っているやつらを後目にこのクソ映画を観れば、きっと虚無感で胸いっぱいになり、GW明けには五月病を患っているでしょう!!
必ずこの映画を観た後には、「アイアンマン3」「藁の盾」「ラストスタンド」「ジャッキーコーガン」などを鑑賞し、精神を安定させることをお勧めします!!ただ一人で行くと家族連れやカップル共に遭遇し多大なダメージを受けるの場合があります。そういう人は家で大人しく「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」「アルゴ」「桐島部活やめるってよ」でも観ておきましょう。
ではみなさんfacebookでのリア充どものGW楽しんでいるぜアピールに負けずにクソ映画で貴重な休みをドブに捨てるよいGWを送ってください!!
追伸
こんなクソ映画を紹介した記事を書いた僕がGWを一番無駄な過ごし方をしている気がしますけどね!!