カンヌ映画祭とかナニソレ?日本を代表するアヴァンギャルドな映画祭まとめ!!

キャンパスに蔓延っていた目がキラキラしたフレッシュ一回生たちが、GW過ぎた途端に次々と五月病を患い、死んだ魚の目のようになっていく光景を眺めるのが楽しみの大下です!!!

 

さて今回は映画祭特集!!
でも、紹介するのはただの映画祭ではございません。
「カンヌ映画祭f●ck!!!!」と言わんばかりの全国にある一風変わった映画祭にスポットを当てました!!

 

 

①東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

画像は東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式facebookページから引用

 

 

同姓愛者、両性愛者といったいわゆるセクシュアル・マイノリティの方々のための国際映画祭です。日本国内のみならず世界中のセクシュアル・マイノリティをテーマにした映画を観ることが出来ます。

 

男か女、黒か白か二分化することのできない、その姿はまさしくレインボー。
※虹色はセクシャル・マイノリティの多様性を象徴する色。

 

そのちょっぴり刺激的な文化をテーマにした映画は、ただのマイノリティに対する人権啓発だけで終わらず、「異文化」、「性と生」に対する見方自体を変えるかもしれません。ちなみに僕は書きながらタイのオカマバーで出会った豊満な胸を持っていたニューハーフを思い出しながらこの記事書きました。はいはい下衆です!!

 

公式サイトはこちらから!!

 

 

②学生残酷映画祭

※画像はhttp://enterjam.com/?eid=3590から引用

もはや名前がヤバいですね。もはや出オチ笑。

 

名前の通り何かをこじらした全国の学生から血しぶきスプラッターな残酷映画を募集し上映するなんともスプラッターな映画祭。流血、人体破壊当たり前と言わんばかりの残酷描写の多い映画が上映されます。

 

思わず「流血上等!!!」「1リットルの流血だぜ」「五体満足で帰れると思うなよ!!」とそんなダサいキャッチコピーを瞬時に思い浮かべました。採用してくれないかな?だめか。

 

まったく園子温も、ロメロも、サム・ライミもどん引きだぜ!!!

 

学生残酷映画祭は5月18日(土)〜5月24日(金)『学生残酷映画祭 京都皆殺し篇』として京都の元・立誠小学校 特設シアターにて開催中です!!思春期をスプラッター映画とともに過ごし、デートの時も無意識にスプラッター映画に行こうと提案しちゃう流血したたる皆さんは是非ともお越しください!!

 

 

 

公式サイトはこちらから!!

 

③カナザワ映画祭

※画像はhttp://www.eiganokai.com/より引用

 

「あれ、普通の地方の映画祭っぽくない?」と思ったあなた…大間違いです。

 

金沢百万石を侮ってはいけません。このカナザワ映画祭テーマが秀逸なんです。
例えば、2010年は「世界怪談大会」と称して日本のみならず全世界の怪談話をモチーフにした映画を上映し、2011年は犯罪や大惨事、戦争など、なんともバイオレンスな内容の映画を上映しました。

 

極めつけは昨年の「カナザワ映画祭2012 XXX」。なんとテーマがエロス!!
内容は伝説的ポルノ女優であるクリスチナ・リンドバーグ特集やエログロでお馴染みの園子温監督の初期作品を上映したり、エロ親善大使の僕にとってたまらないラインナップでした。
あー行きたかった!!

 

 

※画像はhttp://www.moegame.com/movie/cat/2012/12/から引用

 

近年、性に対する描写が厳しく取り締まられる中、こんな攻めきった内容にするなんて…地方映画祭の域を軽々と越えていてもはや嫉妬します。

 

 

今年はどんな内容になるか楽しみで仕方ありませんが、よくよく考えたらKisssh-Kissssssh映画祭が9月21日から9月22日があり、準備で死んでると思うので行けませんね…ちぇ…。
公式サイトはこちらから!!

 

 

いかがだったでしょうか?
全国各地に結構尖った映画祭があるもんなんですね。

 

Kisssh-Kissssssh映画祭も海辺で野外上映したり、空き家を利用して自主制作映画を上映したり、町全体を使ってイベントを企画したりと尖りに尖ったインディペンデントな映画祭を目指しています。というわけで皆さま応援よろしくお願いしやす!!

 

ライタープロフィール

Naoto Oshita
Naoto Oshita
自意識がスパークしているしがない会社員です。