KKFF2019インディペンデントコンペ入選作品(ONLINE 9作品で1000円)
ルーツ
比留川が講師を務める日本語教室は、あやせ国際フェスティバルでのスピーチ発表に向けて賑わってた。
比留川の恋人、まりえはプロポーズを受け入れたにも関わらず母親への挨拶を頑なに拒む。
そんな中、ベトナム人生徒のグエンから「助けて欲しい」と電話がかかる。祖父が愛した女性に遺品を届ける為、
遥々日本へやって来たアメリカ人トミーの人探しを手伝って欲しいというのだ。言葉がちょっとした通じない三人の珍道中が始まる。
2019|監督:渋谷悠|脚本:渋谷悠、スタジオトポス|製作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー|撮影:中島悠|照明:テリーマン|録音:堀舜哉|衣装:矢萩あんず|ヘアメイク:加城奈央子編集:小堀由起子|音楽:梅本多朗|出演:堤下敦(インパルス)・川村ゆきえ・チャドマレーン・和田昭也(ぱろぱろ)
監督:渋谷 悠
1979年、東京都八丈島生まれ。
脚本家、映画監督、舞台演出家、たまに俳優。アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たし、自らの作風に確信を得る。2014年に旗揚げした演劇プロデュースユニット牧羊犬は、緻密な人間ドラマと大胆な構成力、そして映像的な演出が話題を呼び、着実に公演を重ねている。映像・舞台制作の傍ら、ナレーション、トークイベントの出演、eigaworldcup脚本部門審査員、東京フィルムセンターにて特別講師を務めるなど、その活動の幅は広い。