KKFF2019 インディペンデントコンペ入選作品(ONLINE 9作品で1000円)
東京少女
もうすぐこの時代が終わるらしい。時代が終わるが私は終わらない。時代は変わっても多分私は変わらない。私の今日は私の昨日をcommand C + command Vしたみたいなそんな今日だ。私は20歳になったら何か変わると思ってた。何も変わらない。どうせ平成が終わるし、記念に何か残せないだろうかと思って今こうして話してる、みたいなとこはある。この声が届く頃にはもう時代は終わっているのだろうか。
2019|監督・脚本・編集・撮影:橋本根大|制作:鈴木彩音|録音:飯島奈々|出演:柊まこ
監督:橋本根大
1994年、群馬県館林市に生まれる。
大学在学中に映画における表現の自由さに惹かる。
大学卒業後、専門学校東京ビジュアルアーツに進学。
以降、意欲的に作品を作り続け、在学中に制作した「東京少女」、「 それはまるで人間のように」が東京学生映画祭にそれぞれノミネートされ、「東京少女」は第41回ぴあフィルムフェスティバルにもノミネートされる。だんだん魚に変わってしまう女性を描いた「ハイトエラ」では門真国際映画祭で優秀作品賞に選ばれる。現在、フリーの映像ディレクターとして活動中。