【きまぐれ映画紹介】オブリビオン~なんか覚えにくいタイトルだなあと思って日本語訳調べたら「忘却」って意味だった、納得。~

今日は何の日でしょうか?

 

ブブー「世界禁煙デー」ではありません。
トムクルーズ主演映画最新作「オブリビオン」の公開初日でした~。

 

というわけで観に行って参りましたよ。
初日ということだけあって地方の映画館にも関わらず意外と人がいた気がしました。

 

のっけからどーでもいいこと書きまーす。
僕普段はメジャーで、ドンパチやるような洋画ってあんま観ないんですよね。サブカルふぁっく野郎だから。

 

でも何故このコテコテのSF映画観るに至ったのか…遡ること2カ月前。僕は台湾にいました。勉強するわけでもなく、ボランティアをするわけでもなく、対して観光地にも行かずだらだら過ごしていました(ほんと何のために行ったんだろうね?)。

ほんとやることなかったんで、台湾でも映画ばかり観ていました。字幕は中国語か英語、どちらの語学力も大してないので無駄にあまりある想像力をフル活用して映画を観まくっていました。その時「オブリビオン」の予告が流れまくっていて「面白そうだな―、日本で上映始まったら絶対観よう」と思ったわけです、ちゃんちゃん。

※台湾では日本より早く上映する映画が多々あります。オブリビオンの他はGIジョー2とか…。

 

 

すみません、本題に入ります。

 

オブリビオン


画像はnews.ameba.jpより引用


あらすじ

スカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃により地球が壊滅し、生き残った人類は遠い惑星へと移住を余儀なくされる。最後まで地球に残り監視任務に就いていた ジャック・ハーパーは、ある日、墜落した謎の宇宙船の中で眠っている美女を発見。彼女を保護したジャックだったが、そこへ現れたビーチと名乗る男に捕らわ れてしまう。ビーチはジャックに驚くべき真実を告げ、そのことからジャックと地球の運命が大きく動き始める。
文章はhttp://eiga.com/movie/77677/より一部引用

 

 

 

なんだかこう文章にしてみるとデジャブ感バリバリのSF映画ですな笑。
アメリカのグラフィックノベルが原作のようです。監督は「トロン:レガシー」のジョセフ・コジンスキー監督。主演のトム・クルーズの脇を固めるのはオルガ・キュリレンコ、そしてかの有名なモーガン・フリーマン(いやあ今回渋くていい役してたなあ)
今回の感想とりあえず一番言いたいことを言うと

 

「オマージュの大嵐や~」

 

既視感バリバリ、デジャブびんびん。
言い過ぎかもしれませんが今回「オマージュ」が多かったと思います。

 

戦闘シーンは「スターウォーズ」ぽかったし、舞台である侵略戦争後の地球は「サルの惑星」ぽかったし、物語終番の××は「2001年宇宙の旅」のHALっぽかったし…。もはやオマージュを探すのが楽しくなったわw。

 

ただ、「パクリだ酷い」だとか「デジャブばかりで退屈だった」とは思っていません。

すげー偏見かもしれませんがハリウッドの映画って過去のいろんな映画のオマージュ取り入れてますよね。まるで過去のハリウッド映画に敬意を払うかの如く…。それに一つ一つの要素がオマージュでも、それが集合体となったこの映画自体は魅力的でしたよ。

 

あと荒廃した地球(格好良い表現をするとディストピア的な)の描かれかたが個人的には好きです。SF映画あんま観ないとかほざいきましたが、「世界観」がぶっ飛んでるものは好きですよ。「未来世紀ブラジル」のダクトが張り巡らされている感じとか、ブレードランナーのリアルな近未来とか…。

今作「オブリビオン」では先述の通り「猿の惑星」を彷彿とさせる砂漠や廃墟、不毛な大地がひたすら広がっていました。ちなみに侵略者によって月さえも破壊されたそうで、月の残骸が空に漂っていましたよ。ドラゴンボールかっ!!また注目すべきはそんな荒れ果てた大地に対して、主人公たちの基地が滅茶苦茶スタイリッシュだということです。「なんかブルジョアな方々ようのモデルルームっぽい」と訳分からんこと考えていました。あとマシンも美し過ぎるよね(男性器みたいだけど)、家に飾りたくなったわ。

 

最後に、この映画中盤以降どんでん返しのバーゲンセールですよ。もはや主役のアイデンティティを揺るがす事態が起きますからね。ラストもラストで、なんかいろんな議論が出来そうです。特にカップルならなおさら。『愛』とは何か性に合わず語ってしまうかもしれませんよ。このように観終わったあといろんな話をしたくなる映画です。つーわけで僕的には満足でしたし、結構おすすめです。

 

 

 

そして一通り映画レビューを書き終わったあと「これって何のブログだっけなー」と内省しましたとさ…。

今後もKisssh-Kissssssh映画祭をよろしくお願いします!!スタッフも絶賛募集中です!!!

ライタープロフィール

Naoto Oshita
Naoto Oshita
自意識がスパークしているしがない会社員です。