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みんなのヴァカンス

日時

2023年10月8日

会場

本町公園芝生広場（野外上映）

備考

単館料金：2,000円（インディペンデントグランプリ作品上映を含む料金です）

ギヨーム・ブラック監督から”みんな”へ最新作
女の子、もてない男、水遊び、サイクリング、市っと、諍い……。勢いにまかせて夏を謳歌しようとする若者たちの姿を、『女っ気なし』のギヨーム・ブラック監督がやさしいまなざしで描いた青春映画。南フランスのきらびやかな風景の中、不器用でいとおしいヴァカンスが、静かに映し出されていく。

人が本当に正直に演じるとき、人が本当に正直に監督するとき、映画は瑞々しく観客の心の奥底に、人生そのものに流れ込んでくる。　――加瀬亮

ギヨーム・ブラック監督より：
私の新しい映画『みんなのヴァカンス』をみなさんに紹介できて嬉しく思います。夏の物語、かなわぬ恋、さまざまなバックグラウンドを持つ若者たちの混沌とした友情、みなさんがたくさん笑って、少しだけ涙を流してくれることを願っています。

脚本：ギヨーム・ブラック、カトリーヌ・パイエ出演：エリック・ナンチュアング、サリフ・シセ、エドゥアール・シュルピス、アスマ・メサウデンヌ 2020年｜フランス｜カラー｜100 分｜1. 66 :1 原題： À l l’abordage © 2020 Geko Films ARTE France

ギヨーム・ブラック Guillaume Brac

1977年パリ生まれ。配給や製作の研修生として映画にかかわった後、La Fémis（国立高等映像音響芸術学校）に入学。専攻は監督科ではなく製作科だが、在学中に短篇を監督している。2008年、僅かな資金、少人数で映画を撮るため、友人と製作会社「アネ・ゼロ」（Année Zéro）を設立する。この会社で『遭難者』『女っ気なし』を製作。2013年、長編第一作『やさしい人』が、第66回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に出品される。2016年、短篇ドキュメンタリー『勇者たちの休息』。2017年『7月の物語』を第70回ロカルノ国際映画祭（アウト・オブ・コンペティション部門）へ出品。第一部「日曜日の友だち」はジャン・ヴィゴ賞を受賞（短篇部門）。2018年、長篇ドキュメンタリー『宝島』。2019年夏、『みんなのヴァカンス』を撮影。この作品は2020年第70回ベルリン国際映画祭（パノラマ部門）に選出され、国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞。フランスでは2021年に劇場公開された。フィルモグラフィー 2009年短篇『遭難者』 2011年中編『女っ気なし』 2013年長篇第一作『やさしい人』 2016年『勇者たちの休息』短篇ドキュメンタリー 2017年『7月の物語』 2018年『宝島』長篇ドキュメンタリー 2020年『みんなのヴァカンス』