やさしい人

日時

2023年10月7日・8日

会場

北ぶら文化センター　シネマ２０３（北ぶらくり丁会館　２階）

備考

単館料金：1,700円

ギヨーム・ブラック監督の長篇第一作

フランス・ブルゴーニュ地方、まもなく冬を迎える静かな町トネール。
少しだけ名の知れたミュージシャンのマクシムは、殺伐としたパリの生活から逃れ、実家に戻ってくる。
しかし父親とは、どこかぎこちない雰囲気。
そんな中、マクシムは心の隙間を埋める若い女性と出会う。
ワイン工場に行ったり、スキーをしたり、互いに心を通わせる二人。
このまま幸せがつづくと思ったが、突然、彼女はマクシムの前から姿を消す……。

監督：ギヨーム・ブラック出演：ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー、ロラン・パポ 2013年／フランス／カラー／100分／1.85：1 原題：Tonnerre © 2013 RECTANGLE PRODUCTIONS - WILD BUNCH - FRANCE 3 CINEMA

【監督】　ギヨーム・ブラック Guillaume Brac

【監督紹介】 1977年パリ生まれ。配給や製作の研修生として映画にかかわった後、La Fémis（国立高等映像音響芸術学校）に入学。専攻は監督科ではなく製作科だが、在学中に短篇を監督している。 2008年、僅かな資金、少人数で映画を撮るため、友人と製作会社「アネ・ゼロ」（Année Zéro）を設立する。この会社で『遭難者』『女っ気なし』を製作。 2013年、長編第一作『やさしい人』が、第66回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に出品される。 2016年、短篇ドキュメンタリー『勇者たちの休息』。2017年『7月の物語』を第70回ロカルノ国際映画祭（アウト・オブ・コンペティション部門）へ出品。第一部「日曜日の友だち」はジャン・ヴィゴ賞を受賞（短篇部門）。2018年、長篇ドキュメンタリー『宝島』。 2019年夏、『みんなのヴァカンス』を撮影。この作品は2020年第70回ベルリン国際映画祭（パノラマ部門）に選出され、国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞。フランスでは2021年に劇場公開された。フィルモグラフィー 2009年短篇『遭難者』 2011年中編『女っ気なし』 2013年長篇第一作『やさしい人』 2016年『勇者たちの休息』短篇ドキュメンタリー 2017年『7月の物語』 2018年『宝島』長篇ドキュメンタリー 2020年『みんなのヴァカンス』